今日の東京は、風が冷たいものの日差しはぽかぽかとした春を感じさせる日でした。
数日しか違いませんが、冬の日差しと春の日差しは、こんなに違うものかと感じましたねー
写真は、表参道に咲く「河津桜」
この、桜を見るのは今年で3回目。早いもので、表参道でゆる~くお店を始めてから
3年が経とうとしています。
あっという間でした。もちろん色んなことがあったし、これからも色んなことがないはずない(笑)
でもまた、この桜を見て春だな。と、思う自分がいるのだと思います。
さて、春。皆さんはどんなイメージがありますか?好きな季節ですか?それとも、あまり得意な季節ではないですか?
今日は、アーユルヴェーダ的「春」についてお伝えしますね。
春に限らずアーユルヴェーダには「季節の過ごし方(リトゥチャルヤ)」という季節ごとの教えがあります。
季節ごとに優勢になるドーシャ(エネルギーのようなもの)がありまして、春はカパという水と土のエネルギーが優勢となる季節です。カパのエネルギーは重く、うっ滞(停滞)、鈍化、冷たい、溜めこむなどの特徴があるため、だるい眠い、動きたくない、アレルギーなどの症状が出やすく、精神的に鬱々とした状態になるのも「春」と言われています。
「五月病」や「花粉症」などは春に起きやすいというのも納得です。
では?春は、どう過ごせばいいかといいますと。カパを悪化させない過ごし方が、春を快適に過ごすことに繋がってきます。
ご紹介しますね。
◎カパの特徴と鎮静する生活習慣
☆取り入れたい属性:あっさりした・乾いた・温かい・辛い・苦い・渋い・しょっぱい
☆減らしたい属性:こってりした・脂っこい・冷たい・甘い・しょっぱい・酸っぱい
☆カファを鎮める方法
☾早起きをして体操をする(特に花粉症の人は、朝マッタリ症状が悪化します)
☾お腹が空いていなければ朝食を抜く
☾食前にショウガのピクルスを食べる
☾朝に挽きたてのコーヒーを飲む
☾一晩、銅の器に入れた水を朝に飲む
☾乳製品と冷たい飲み物(特に炭酸飲料)・食べ物を避ける
☾赤身の肉(牛肉・羊肉・豚肉)と油の摂取量を減らす
☾食事の中心を昼食にする
☾夜8時以降は食事をしない
☆カパをコントロールする食品
乳製品 乳製品、特に牛乳、チーズ、バター、ヨーグルトの摂取量を減らす。風邪やうっ滞の症状があるときは、あらゆる乳製品を避ける。特にアイスクリームは禁止。
穀物 穀物は良い。特に大麦・トウモロコシ・ライ麦は良い。オート麦、米(特に新米)、小麦は減らす。
甘味料 甘味はカパを増大させるので避ける。渋みの蜂蜜だけは例外。
野菜 辛みと苦みの野菜が良い。特にブロッコリー・芽キャベツ・モヤシ・キャベツ・セロリ・フェンネル・レタス・ニラ・マッシュルーム・玉ねぎなど。日本の旬はしっかり当てはまっていて、山菜や筍なんかはまさに苦味と渋味の宝庫!!どんどん取り入れて欲しい!甘味のあるトマト・サツマイモ・ズッキーニなどは避ける。
果物 リンゴ・西洋梨・さくらんぼ・ベリー類などの軽く渋みのある果物が最適。アボカド・バナナ・イチジク・ナツメヤシの実(デーツ)・ココナッツのようにこってりした果物と全ての柑橘類は食べない。
豆類 インゲン豆以外の全ての豆が良い。
ナッツ類 全て食べない。
動物性食品 肉・魚は控える。鶏肉・七面鳥・脂ののっていない魚を食べる。
油類 適量のアーモンド油・オリーブ油・ごま油は良いが、それ以外の油を避ける
簡単にまとめると(笑)脂っこいもの、消化に重たいものは避けて。苦みや渋味、辛味のものを摂って、よく動きましょう!ってことです(笑)
春は、消化力めっちゃ落ちますし、身体重いし・・・と、なりがち。
そこで、オススメなのがファスティングです♡あとは、寒風摩擦!ガルシャナという絹の手袋で身体を気持ちいい程度に摩擦するのがいいんですが、手ぬぐいやタオルでもOK
ファスティングも寒風摩擦も方法教えて!って方がいたら公式LINEに登録の上、ご質問ください。
過ごし方のちょっとした知恵を知るだけでも、不快が減ることも多いんです。
三寒四温繰り返しながら、春はやって来ます。
簡単に取り入れられそうなこと。
お試しください♪
ルナスーリヤオンラインショップはこちら♪