立冬が過ぎたので「食欲の秋」は、そろそろ終わり・・・のはずが一年中、食欲の秋で困っちゃう♡なんて方もいらっしゃるかもですね(笑)
今日は、そんな「食欲と心」の話。
私たちの脳は本来、空腹を自動的に調節する機能を持っています。
血糖値が一定のレベルより下がった時、脳の視床下部にメッセージが送られます。そのメッセージを受け取った瞬間、視床下部は空腹を感じさせるためのホルモンを分泌します。そして、十分食べたるとこのホルモンは消え、空腹を感じなくなります。
これが、今まで何百万年もずーっと続けられてきた、空腹と食べるのメカニズムです。
この、自然のメカニズムが崩れ出すと、一日中食べる事を考えたり、美味しそうなものが視覚や嗅覚から入ってくると無意識に食べてしまったり、逆に食べ物が全く喉を通らないなんてことが、起きたりします。
身体のメカニズムによるサインに意識が向かなくなってしまうことが度々起きてしまう経験は、誰でも経験があると思います。
この、メカニズム結構複雑でして、心の影響を大きく受けます。自律神経と食欲が大きく関係しているからなんですね。
交感神経(緊張神経)優位が、あまりにも長時間続くと身体は危機感を覚え、副交感神経(リラックス神経)を優位にしようとします。副交感神経を優位にするのに、超手っ取り早い方法が「食べる」なんですよー
ストレスがかかると、交感神経を優位になりますからストレス→食べちゃうの構図になると言う訳です。
他にも心に隙間ができると、お腹をいっぱいにすることで心の隙間を満たしたくなる傾向があります。
心が満たされていないと、お腹を満たしたくなるというわけです。
どんなことに心が満たされていると、心からの空腹を感じずらいかというと。
①いつも安心感を感じ、不安な世界に身を置かないこと
②いつも、見守られているいる世界にいるという実感を持つこと
③まわりから愛されて、感謝されていると感じること
④人生には価値があるとわかっていること
⑤日々、充実した仕事や学業ができていること
もちろん、これだけではありませんがアーユルヴェーダ的にご紹介するとです。
心を満たすことができれば、食べる事は多くの喜びのうちのひとつにしか過ぎなくなります。
満たすべきは、食欲ではなく心というパターンも多くあります。
食べることは、気分転換にはなりますが、自分が何のために食べてしまうのか?に気が付かずにいるのかも知れません。
舌が砂糖、塩、脂肪で過剰な刺激を受けなければ、自分が守られているとは感じられないのかも知れません。
愛されているとか、感謝されていると感じられないから、その代わりとして食べることで自分に愛情を注ごうとしているのかも知れません。
食べることは、ときに不安や、不満の代償として時に使われてしまうのです。
人間は、とかく自分と向き合うという作業を、避けたがる傾向があります。避けていると気づいたときの罪悪感を食べることやアルコールを摂ることで、一瞬紛らわせているとしたら。
解決方向に向くどころか、身体にはたくさんの脂肪がつき壊れてしまいます。
食べることや、飲むことは問題の解決には決してつながらないのです。
身体に良い食事を摂る環境にいながら、そうでないものを身体に詰め込んでいるとしたら。
成長や進化の機会に恵まれていながら、心は虚しさを抱えたままなのかも知れません。
食欲止まらないのよーとか、食べなくてもいいはずなのに食べちゃう・・・という方は。
布団に入る15分くらい前に、少し部屋を暗くして目を閉じて自分に聞いてみて下さい。
不安や不満はない?心は満たされている?と。
自分との対話が、余計な食欲の歯止めになるかも知れません。
今日は、冬タイヤに交換の予定でしたが・・・預けたはずのタイヤがなんと!行方不明で交換お預けでした(泣)去年買ったばかりの冬タイヤ・・・どこ行ったの―
今日は、やけ酒になりそうです(笑)
では、またー