不定愁訴

11月も残すところあと2日。少し前からルナスーリヤ表参道店にツリーを飾りました♪

スタッフが、数あるツリーの中から「このツリーがお店に合いそう!」と選んでくれたツリーです。さすがお店の雰囲気に合っています。

今日も、お客様との会話から。

今年の8月からお通い頂いているT様。長年アトピーがおありなので、先日書いたブログと同じ内容を2週間前にアドバイスさせて頂きました。

アドバイス通り「レクチン」を含むナス科の野菜(トマト、ナス、パプリカ、唐辛子、黒コショウなど)をこの2週間一切口にされなかったとのこと。それまでは、トマトやパプリカ、ピーマンなどが大好きでほぼ毎日食べていたといいますから、大変な努力をして頂いたわけです。

結果。体調がいいなーということはご本人もお感じだったようですが・・・

マッサージをしても皮膚が赤くならない!背中を施術させて頂いてるときは偶然かも?とか、私の思い込みかも?とかいろいろ思っていましたが臀部を施術しても、足を施術しても赤くならない!!いやーびっくり。

たった2週間で火事(炎症)がここまで鎮火するなんて。

T様の場合は「レクチン」が炎症の引き金になっていたのかも知れませんねー

レクチンが多く含まれている食品は、他にもこんなものがあります↓

・玄米・小麦・蕎麦・シリアル・ジャガイモ・砂糖・メロン、カボチャなどだそうです。

すーっとやめる必要はないので2週間くらいシャットアウトしてみて、体調がいいと感じられれば、レクチンが引き金の炎症かも知れません。

ちなみに。レクチンとはタンパク質でグルテンの一種です。

今日も、嬉しい♡お声を頂きHAPPYです。

さて、本題。

昨日に引き続き。私がボディインタープリテーションとして施術をしてきた経験から。

年齢を重ねての不定愁訴が起こりやすいきっかけっていくつかあると思います。私の経験値からだと以下の方たちに不定愁訴が出やすい傾向があるような気がします。(あくまでも私が感じていることなので正解とか正しいとかはありません)

①長年デスクワークに従事している方

②長年いやいや何かをしている方(←超抽象的ですけど💦)

③何かに一生懸命になったことがないという方

④打ち込める仕事や趣味があった経験がない方

こんな傾向があるように思います。

①は、単純に座りすぎの弊害です。2011年WHOのデータだと座って動かない生活が続くと肥満や糖尿病、心血管疾患、高血圧、ガンなどの病気を誘発する。座って動かない生活が年間で約200万人の死因につながっている(怖)だそうです。さらに・・・世界20か国の平日に座っている時間を調べると日本人がトップだそうです。世界20か国の平均は5時間なのに対し、日本人の平均は7時間。世界一座りすぎている民族なんです。

解消法としては、デスクワーク中でも40分~1時間くらいに1度歩くというルールを作ってしまうのが効果的だそう。リモートの時はバランスボールに座って仕事をするのも効果的だそうです。平日がデスクワークの方は、週末に身体を動かすことを意識できるといいですね。

②は、いやいやは全て「ストレス」となります。仕方ない、我慢すれば・・・も同じようにストレスとなるので、自律神経や腸内環境、消化力などに影響します。

③と④ 一生懸命って今は死語みたいになっていますが、一生懸命はドーパミンを増やします。ご存じの通りドーパミンはやる気や幸福感を感じさせてくれますし、感情、記憶、思考、理性、意識、理解に関わっているので、日々のワクワク感につながるわけです。また③④の状況は「脳がヒマ」という状況も作り出します。脳が暇なとき、人はネガティブなことを考えてしまいがちなのです。

ザっと簡単に書きましたが、歳を重ねても元気で健康に過ごしたい♡という思いがある方は、頭の片隅にうっすら記憶していると意識が違ってくるかも知れません。

個人的には、何をしてもつまらない、することがない「ヒマ」よりは、普段は忙しくてもたまーに「余暇」の方が、身体はこのみなんだろうと思います。

では、また!

食物繊維

今日は、栄養素「食物繊維」について。

食物繊維は、人間の消化酵素で消化することのできない成分で、ちょっと前までは「便の材料」くらいの扱いだった栄養素です。それが近年、五大栄養素に加え第六の栄養素と言われるくらい、私たちに貢献してくれていることが分かり、お株上昇(笑)の栄養素です。

食物繊維には2種類ありまして。

皆さんが、食物繊維として思い浮かべやすいのが「不溶性食物繊維」

硬そうでごつごつしたイメージのある繊維です。糸状のもの多孔質のものがあり、ボソボソ、ザラザラとした触感が特徴です。

玄米や豆、野菜、イモ類、きのこ類に多く含まれます。腸を刺激して排便を促すとか、有害物質を吸着して体外に排泄する役割があります。

その他にも。

◎噛み応えがあり、歯茎や顎を強くし、虫歯を予防する

◎大腸がんの予防

◎虫垂炎を予防

◎便秘の予防や改善をしてくれる働きが期待できます。

もう一つの食物繊維が「水溶性食物繊維」

いっけん繊維?って感じのヌルヌル・ネバネバな感じのです。

わかめやこんにゃく、めかぶ、もずく、オクラ、山芋、キャベツ、大根なんかが水溶性食物繊維を多く含んでいます。

働きとしては

◎血圧の上昇を防ぐ

◎高コレステロールの改善

◎血糖値の急な上昇を防ぐ

◎便と水分量のカサを増す

などがあります。

そしてそして。食物繊維が腸内で腸内細菌たちが発酵・分解することによって「短鎖脂肪酸」が作られ、腸内環境を整えてくれます。

みなさん、ご存じのように腸は、消化、吸収、排泄のほか、代謝、解毒、合成、免疫などの働きも担っています。

さらに!

短鎖脂肪酸は、腸内だけでなく、血液を通じて筋肉、臓器、脳などに運ばれて、様々な役割を果たします。食物繊維と腸内細菌の共同作業が無ければ、私たちの身体は、健康維持が難しいといっても大げさではないでしょう。

余談ですが。

牛って牧草が、主食なのにあんな霜降りのお肉ができるって不思議じゃないですか?

実は、牛の霜降り肉は、食べた草が腸内細菌によって発酵・分解するという自然の化学変化からできるんですよー 腸内細菌での食べ物の化学変化ってすごいですよね。

食物繊維を摂るのにオススメの食材は。

◎こんにゃく・シラタキ・つきこんにゃく

◎納豆

◎わかめ

◎レンコン

◎小豆

◎枝豆

などなど。

食物繊維が不足することによって、虫歯、糖尿病、十二指腸潰瘍、便秘、大腸がん、肥満、動脈硬化などのリスクも上昇します。

うんちの材料になるだけじゃあなくて、こんなにも重要な役割がある食物繊維。

どんどん積極的に取り入れてくださいね!

睡眠

ばあばの後を必死に追いかけるばあば犬(笑)

今日の仙台は、11月中旬とは思えないほどのポカポカ陽気。いやーあったかいですね。調子狂います。朝晩は、それらしく寒さを感じますが、とにかく日中はとにかく温かい。東京と変わらない感じです。

もみじと青空ってなんでこんなに合うんでしょうね?

本当にキレイです。

さて、今日のお題は「睡眠」

かねてからずー----っと(長っ)お伝えしていますが、人間が動物である限り、食事、運動そして睡眠は、整えた方が健康で過ごす期間が長くなります。

どれも、動物的規則に合わせるのが難しい時代ではありますが、知ってるのと知らないのとでは意識の仕方が違ってきます。

アルツハイマー・認知症になりたくない方は、ぜひお読みください(笑)

睡眠は、何のためにとるかというと簡単に。「脳を休ませる」ためです。睡眠不足が蓄積すると脳の老化は「確実」に早まります。

脳は、私たちの身体の中でも他の器官とは異なる成長、老化過程をたどります。

脳の神経細胞は、他の細胞と違い3歳を過ぎると基本的に分裂することはななく、一度持った細胞をそのまま使い続けて脳は維持されます。(所説あり)

この、細胞を若々しく保つためには「正しい睡眠」が大切なんです。

睡眠状態には、レム睡眠とノンレム睡眠があるのは皆さんも聞いたことがあると思います。

脳の老化防止にはノンレム睡眠が大切。

ノンレム睡眠は、入眠後1時間ほどで訪れ90分程度の周期を繰り返しています。ノンレム睡眠時には、成長ホルモンをはじめとするホルモン分泌が行われていますが、なんと!

同時に脳が普段行っている神経細胞の電気活動が見られなくなるんだそうです。(神経細胞間の伝達が一時的に停止する)

睡眠時に限らず、1日の中でこのように活動がほとんど見られなくなる細胞は、脳細胞以外存在しないそうです。

脳細胞以外は、止まることがないとも言えます。

この、脳細胞の電気活動の停止こそが脳の老化を防ぐために重要だと考えられているのです。

睡眠によって、神経細胞の電気活動が無くなると、神経細胞はギュっと収縮して、脳の中の老廃物を細胞の外に押し出します。

収縮したことでできた細胞の隙間を通って、老廃物が神経細胞の外へと流されていくのです。脳の中には脊髄液という液体が流れて、この液体が睡眠時に秒速で脳の中に溜まった老廃物を押し流していきます。

これが、脳の老化を防いでくれると言う訳です。

この老廃物の中には、アルツハイマーの原因と言われる「アミロイドβ様」の物質も含まれています。

つまり、私たちは眠ることでアルツハイマーの発症を防ぐことができているといっても大げさではないようです。

ワシントン大学の調査では、睡眠時間を十分に確保できない人ほどアミロイドβの蓄積量が多い傾向にあることが分かっています。

睡眠をしっかりとることが、脳の老化防止にも一役かっているということですねー

では、しっかり脳の老廃物を追い出すような睡眠をとるためには?

3つご紹介♪

①入浴は、就寝90分前までに済ます。入浴は40℃くらいのお湯に15分くらいの全身欲がオススメ。5分全身浴、10分半身浴というのが、自律神経の乱れを整えることができます。水素の入浴剤やナトリウ泉は、さら湯より深部温度上げてくれるからおススメです。

②就寝前のブルーライト(パソコン、スマホ、テレビなど)は排除する

③できるだけ寝る時間を一定にする

それから・・・夕食を抜いてしまうとオレチシンと呼ばれる覚醒促進のホルモンが分泌されてしまうので、夕食が遅くなったら就寝2時間前までに温かい軽いものを摂るのもいいと思います。(ファスティング中は、もちろんNGです)

睡眠については、まだまだ謎が多くわかっていないことも多いのですが、様々な研究からのエビデンスでは7時間~8時間の睡眠が健康的に過ごせるようです。

寝るって最高に気持いい―♪

睡眠。見直してみて下さいね!

生活習慣を変える初めの一歩

惚れ惚れするような原材料表記。知らないものゼロ♡

今日は、短くいきます(笑)

健康になりたい!アンチエイジングしたい!老け込みたくない!

おばさん化、おじさん化したくない!キレイでいたい!と、思われるなら。

生活習慣の見直しが必要になるケースがほとんどです。

薬を山ほど飲んでいても健康になりたいのなら。その薬が全部必要なのか考える必要がありますし。

痩せたい。と思うなら食事や睡眠、運動の見直しが必須。

最近何だか身体がだるい・・・と思うなら食事などの生活習慣の見直しが必要になるでしょう。

そこで。生活習慣の見直しの第一歩。そこ外さないで―ってことをお伝えしますね。

①口に入れるものは、原材料表記をきちんとチェックする。よくみてもわかんな~いと言われる方が多いのですが、台所に無いものがたくさん含まれているものは避けるという基準が一番わかりやすいと思います。ぶどう糖果糖液糖とか、着色料とか、たん白加水分解物とか、酵母エキス発酵調味料とか・・・台所にないですよね?あとは表記の中の/の後ろは添加物と決められているので参考にしてください。もう一つ。原材料表記は含有量の多い順に書かれていますから、ドレッシングや合わせ調味料の裏を見て、いきなり「砂糖」と書かれていたら。それは、砂糖が一番多く使われているということです(恐ろしいことに、健康食品でもそんなのありますよ)

②寝てください。人間には、体内時計が備わっています。アーユルヴェーダでもしっかりヴァータ・ピッタ・カパの時間があり睡眠に適しているのはピッタの時間。22時~2時は睡眠の時間です。寝ている間に私たちの身体は、修復作業に大忙しです。自律神経、ホルモン、ターンオーバーは泣ている間に修復されるのです。性格も・・・修復するかも何ですよ?実は、記憶の整理は寝てる間にされているらしいです。22時?むりっしょーとか言わないでできるときは寝てみて下さい。ちなみに。私は22時寝るなんて絶対無理なので(笑)なんなら電車の中にいる日も多い・・・でも!24時には、寝られる計算で動いています。

③8000歩以上歩く、これも無理って言わないで(笑)まずは1日何歩歩いているか?万歩計装着して現実を知ってください。恐怖すら感じるかもです。1日3000歩以下の方は、将来寝たきりになる可能性が高いというエビデンスもあるくらいです。生活の中で、脱・車 脱・エレベーター 脱・エスカレーター 脱・座りっぱなし実践して歩く意識をもってみて下さい。

意識一つで、見えるものも変わります。

ぜひ♪意識してみて下さいねー