ちょいと過激なタイトルになりましたが。
わかりやすくしたつもりです(笑)
先日から、菌にまつわるブログを書いていますが、今日はその3回目。
主に腸内細菌について書いていましたが、実は人間てそもそも菌に「生命」を守られています。
人間を構成する細胞の数は、37兆個と言われていますが、人間と共生する「常在菌」は、その数を遥かに上回ると考えられています。
共生する常在菌は、皮膚、口腔、鼻腔、上気道(鼻から気管の手前までを指す呼吸の際に空気が通る道)、呼吸器系、胃や腸管などの消化器系、子宮や膣、膀胱や尿道など、ほぼ全身に生息していて、各所でその場所にあった細胞の集団(コロニー)を作って、宿主(あなたね♡)の健康に関わってくれています。
けなげに毎日24時間365日、宿主を守るために働いてくれているにも関わらず・・・
日々、宿主から危険な目にあわされている・・・哀れな菌たち(笑)
でも、宿主(あなたね♡)は、自分を守ってくれている菌たちを危険な目に合わせている自覚はなく・・・そーっとね・・・殺しています(笑)
コロナ禍では、消毒、殺菌、滅菌、抗菌が当たり前だったから、わかりやすかったと思うけど、コロナ禍が過ぎ去った今でも菌たちの生活は脅かされています。
えっ?私たち何してるの?にお答えしますね。
余談ですがO-157は、アメリカ、日本、フランス、イギリス、カナダや北欧などの清潔な国にしかいないようですよ。
菌たちの恐怖①ー食品添加物 食品添加物の中でも・安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、プロビオン酸、亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、グリシン、グリセリン脂肪酸エステル、pH調整剤など、このような保存料や日持向上剤などは、菌の増殖を防いだり、阻害する目的で使用されます。安全に加工食品を食べるためには、必要なものですがあくまでも買ってすぐに食べられる「加工品」に必要なものです。
菌たちの恐怖②ー消毒剤や殺菌剤の頻繁な使用 コロナ禍で激化した消毒剤などの使用ですが、もともと日本人は殺菌剤や塩素系消毒剤を頻繁に使用する傾向があります。生命のない物質(テーブルやまな板、キッチンシンクなど)の消毒は、100歩譲ってありかとは思いますが、授乳時に乳首をアルコール消毒したり、身体に触れるソファーや椅子を頻繁に消毒する(ファ○○ー○みたいなものね)ことは、常在菌たちにとって恐怖でしかありません。
菌たちの恐怖③ー抗生物質 菌たちにとっては、爆弾どころか原爆投下並みに恐怖なはずです。なんせ菌を殺すものなのですから・・・ただ、命の危険や辛さを我慢してまで服用をしないなんてことはする必要は全くないと思います。必要な時にはしっかり使い、不必要な時には使わないことが重要です。また、抗生物質は「菌」での感染症には効果がありますが、ウイルスには効果がありません。たまに・・・以前にもらった薬を取っておいて、風邪の時に服用したりしている方がいますが、無意味な上に菌たちにとっては恐怖でしかありません。
菌たちの恐怖④ストレス ストレスで菌たちに被害が・・・というよりは、腸内環境が悪化します。腸脳相関と言われるくらい腸は脳の影響を受けやすく、ストレスは腸にダメージを与えます。
菌たちの恐怖⑤農薬 詳しく説明する必要はないと思いますが、残留農薬はなるべく落とせると良いですよね。
菌たちの恐怖⑥・・・・・書きたくないけど・・・アルコール(笑) アルコール摂取者は毎日、消化器内の菌を死滅させています。アルコール摂取をしている人の便は軟便が多いとも言われています。休肝日ならぬ、菌育日をご検討ください。
私たちを、守ってくれている菌たちは、こんなにも日々危険にさらされています。
おまけに。
菌たちが、身体の中に入ってくる機会も減っています。
まずは、人間は菌に守られているということを知って欲しいなーと思うのと。
便の材料は、食べ物だけではなく腸内細菌の死骸と腸粘膜が剥がれ落ちた物が3割以上だということ。(5割がそうだという説も)
戦前の日本人の便が300gくらいだったのに、現代人の便は150g~200gくらいだと言われていて。
腸内細菌や、食物繊維摂取量が激減しているのが分かります。
健康な腸に、バランスのいい腸内細菌の作り方も発信していきますね!
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