日本にも「食べ合わせ」という考え方がありますが。
インドの伝承医学アーユルヴェーダにも「食べ合わせ」という考え方があります。
日本だと鰻と梅干は食べ合わせが悪いとか。この鰻と梅干は、科学的にも生理学的にも全く根拠がなく迷信の要素が強いようですが、今日取り上げるフルーツサンドは、ほぼ確実に消化不良を起こします。
なぜ、フルーツサンドを取り上げたかというと、春になるとあちこちで見かけるから。
この季節、花粉症に苦しむ人も多いけど、このフルーツサンド・・・確実に悪さをします。
アーユルヴェーダでは、牛乳(乳製品)と酸っぱい果物や魚、穀物などは一緒に摂ると消化不良を起こすと教えてくれています。
食べ合わせがよくない場合、消化がうまくいかず消化不良を起こし、何度も消化不良を起こすことで、アーマ(未消化物)という毒素が、スロータス(血管や腸、消化管、リンパ管などの管)に蓄積し、病気を発症するとしています。
特に、牛乳(乳製品)と果物の組み合わせで症状が出やすいのは「皮膚」と「粘膜」の炎症。
皮膚と粘膜の炎症(痒みや湿疹、腫れなど)は、消化不良と密接に関係しています。
ホテルのバイキングなどで、ほとんどの人が食べているヨーグルトと果物の組み合わせも、乳と果物の組み合わせ・・・
実は、インドでもヨーグルトと果物組み合わせたりするけど、そこには必ずあるものが使われています。
それは・・・スパイス。
クミンやクローブ、コリアンダーやブラックペッパーだった気がする(笑)
暖かい国の人たちは、そもそも消化力が弱い。だからスパイスに消化を助けてもらうということが当たり前になってるんだと思います。
他にもアーユルヴェーダ的には。
豆類とNG→チーズ、魚、肉、卵、ヨーグルト
果物とNG→なんと!果物以外のもの全て
レモンとNG→きゅうり、牛乳、キュウリ、ヨーグルト、トマト
とうもろこしとNG→デーツ、レーズン、バナナ
大根とNG→牛乳、バナナ、干しブドウ
はちみつとNG→加熱、同量のギー
熱い物とNG→冷たい物
などなど。
食べ合わせって、なんとなくNGもやってる時があるけど、たーまになら問題なし。
頻繁に食べ合わせが悪い組み合わせを摂ってると、アーマが蓄積した時に不具合が起こります。
どんな食材でも毎日同じ物を食すのって結構危険・・・
旬をうまく利用して、色んなものを食べて下さいねー
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