歳を重ねるごとに手放した方がいいもの

今朝撮影した蕾。

なんの蕾でしょう?

春を代表する花「沈丁花(じんちょうげ)」です。

2月に入ってから、梅がほころび始めたり、沈丁花の蕾が大きくなり出したり寒いながらも、春の訪れを感じることが多くなりました。

13年前。東日本大震災が起こったのが3月11日

季節外れの雪に見舞われましたが、その後季節は何も無かったかのように春を迎え、津波に襲われ何も無くなってしまった場所でさえも。

桜がキレイに咲いて、自然の偉大に感動した記憶がある。

生きていると、色んなことに振り回されるけど。

自然は当たり前のことを、当たり前のように何かに振り回される事無く繰り返す姿で私たちに色んなことを教えてくれている気がします。

さて、今日のお題「歳を重ねるごとに手放した方がいいもの」

なんだと思います?

それは「依存」と「執着

歳を重ねるほど、人は色んなものに「依存」と「執着」をしていることに気が付かず、それを重ねていく。

人、物、金、地位、名誉・・・他になんですかね?

この依存と執着。

どちらも、自由とエネルギーを奪い、人間が本来動物であるという現実を見えなくしていくもの。

40代までは、この依存と執着が自分の夢をかなえるために役立つこともあるけど。

50代からは、少しずつこの依存と執着は「上手に老い、上手に死を迎えるために」

少しずつ手放すことができるといいかもですね。

先日、ご紹介した久坂部羊先生のお父様は、87歳で「いい人生やった」と微笑みながら自宅で亡くなったそうですが、日ごろからこんなことを口にされていたようです。

◎無為自然→ 「無為自然(むいしぜん)」とは、そ の「無」の道に従って、いっさいの作為を捨て自然のままに生きること

◎莫妄想(ばくもうぞう)→肉体や心の欲望、未来への不安や執着など、私たちの心を曇らせる最大の原因が妄想です。 それをくよくよ考えるなというのが「莫妄想(妄想すること莫れ)」です。

◎小欲知足→欲を少なく満足する事を知る、という意味

なかなか難しいかもですが、50代に入ったら必ず来る「死」に向けて。

依存と執着は減らした方が、自分自身が楽に過ごせる1つの手段なのかも知れません。

ちょっと重くなりましたが。

私が、日ごろ「伝えたい」と思うことの一つです。

では、また明日!

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