先日のブログ「その無添加、本当に無添加?」を読んで「ショックです・・・」的なコメントをたくさん頂きました。
特に〇乃〇のだし使ってましたーってコメント多数。
その多くの人が「無添加」にひかれて〇乃〇のだしを使っていたというコメント。
身体にいいという理由で、選んでいた人にとっては、めっちゃショックだったようです。
正しい意識を持つって大事です。
で、今日は油(脂)の話。
身体に良くない影響を与える油として、多くの人に認知されているのが「トランス脂肪酸」もちろんこれ、身体に悪影響を及ぼします。一番言われているのが心臓病のリスク。どうやら、血管に悪影響を及ぼすらしい。
トランス脂肪酸には2種類あって。
天然由来と人工的に作られたもの。
天然由来は、牛肉や羊肉、乳製品に含まれるトランス脂肪酸
人工的に作られているものは大豆、菜種、とうもろこしなどの植物油に水素を添加して液体の油を固体にするときに作られる。
液体の油をなぜ?マーガリンや、ショートニングのようにわざわざ固体にするのか?理由はただ1つ。消費者が使いやすさを求めた結果。
あとは、業務用の揚げ油はトランス脂肪酸であることが多い。理由は、揚げ物に求められる「サクサク感」
パンや、クッキー、ケーキ、ドーナツ、洋菓子、市販の揚げ物なんかは、トランス脂肪酸まみれの物が多いのが現状。
アメリカやヨーロッパでは、トランス脂肪酸の規制が随分前からされていて、外食産業で、トランス脂肪酸を使用すると罰金が科せられたりしてるけど。
日本は、野放し状態のトランス脂肪酸天国です(汗)
ただ、2015年にアメリカがトランス脂肪酸の規制に乗り出してからは、日本の食品メーカーも自主的にトランス脂肪酸を減少または、使用しない方向を打ち出しているところもある。
脱・トランス脂肪酸を、謳っているメーカが多く使用している油が「パーム油」
パーム油は、固めても溶かしても使える万能な油。アブラヤシの果実から得られる油で、世界で最も生産されている植物油。
マーガリン、チョコレート、アイスクリーム、ポテトチップス、カップラーメン、フライドポテト、様々な揚げ物などに使われている。
最も生産されている理由は、大量に生産できて価格が安く取引されているということ。
パーム油を製造するために、インドネシアやマレーシアの環境破壊がおきるまでとなっている。
ただ・・・やはりこれも心臓病のリスクが高くなるということに加え、大腸がんや糖尿病の発症につながるという報告がある。
トランス脂肪酸が、原材料表記に「トランス脂肪酸」と書かれないのと同じく。
パーム油も原材料表記には「パーム油」とは書かれない。
何と書かれているかというと「植物油」「植物油脂」「マーガリン」「ショートニング」が一般的。
油(脂)は、私たちの脳、細胞膜、ホルモン等の原料になり、私たちの身体を作る大切な材料の1つ。
良い油を摂るのも大切だけど。粗悪な油を身体に入れないことも大切。
何度も書いていますが、原材料表記はしっかりチェックしてくださいね♪
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