旬を頂く

先日、仙台から東京に戻ってくるときに、母が漬けてくれたいくらの醬油漬けと鮭のあらを持ち帰りました。

まさに旬。

北海道で生まれ、仙台に住んでいた(る)期間も長い私の秋の味覚No1が鮭なのです。

次に秋刀魚、キノコって感じの順番。

北海道に「ぼりぼり」(多分通称)というキノコがあるんだけど、最近は北海道でも中国産が売っててびっくり・・・

もう十数年、北海道産にはお目にかかってないなー

なめこのようなぬめりがあって、歯ごたえがいいきのこで、とても美味しい。

思い出したら、無性に食べたくなった(笑)

昨日、仙台から持ち帰った食材で「はらこめし」と「鮭のあら汁」「ゴーヤとオクラのサラダ」をつくって、スタッフを招待して食事会。

鮭のあらは、塩して酒ふって臭み抜き。

この後、沸く寸前くらいのお湯に一瞬くぐらせて、冷水にとって汚れや残った鱗をきれいに洗う。

このひと手間が、料理を美味しくしてくれます。

完成品は、トップにUPした写真。

美味しくできて、スタッフと一緒にお酒を飲みながら頂く旬の料理はとても美味しいし身体が喜びます♡

アーユルヴェーダ的に、旬の食材を頂くことは命を輝かせることに繋がる。

食べる人に愛情を持って作られた旬の食材を使った、出来立ての料理にはオージャスが豊富に含まれている。(愛情を持って作る、旬、できたてすべてが必要)

オージャスってアーユルヴェーダでは「活力素」とか「活力源」とかの意味を持つ「生命の素」で生命エネルギーを凝縮した雫のようなもの。

このオージャスを十分持っている人の特徴は、キラキラと輝いていてパワフル。

幸福感を感じやすく、感情も安定する。目の輝きや肌に張りが出て、心も身体も免疫力が高くなる。

このオージャスが、枯渇すると心も身体も病気になりやすく、生気がない状態に陥る。

オージャスができる過程は、食べ物が口に入り胃や腸で消化され、血液中に吸収され、肝臓でさらに代謝された後、血液を流れて身体のさまざまな器官に行き渡り、最終的にオージャスになる。

オージャスを増やすことができる食材としては、旬のもの、炊き立てのお米、アーモンド、ナツメヤシ(デーツ)、生蜂蜜、完熟した果物など。

温かく、良質な油を適度に含んだ食事もオージャスを増やしてくれる。

私たちの活力は、気力で生まれるのではなく(笑)

食べているものや、新しい知識の取得、瞑想などで活力が生まれるのです。

暑さが落ち着いて、初秋を迎えるころ消化の火アグニが強くなってきて、食欲が湧いてくる。

まさに「食欲の秋」

新米も食べ過ぎなければ、ぜひ取り入れて欲しい食材。

旬の物って、その食材が一番おいしい時に食べられる。そして、栄養価も最高に引きあがる。

この秋は、旬の食材を取り入れてみませんか?

きっと気力、活力湧くはず♡

ではー

今日はこの辺で♪

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