2021年5月27日 夫がこの世を去りました。
先日の5月27日で丸2年が経ったことになります。
この2年、時間が経てば経つほど、会えない時が重なれば重なるほど。
辛く苦しいものなんだということも知りました。
死に対して、理論理屈では理解できていても。
感情がどうしてもついていかないことってあるんだということも経験しました。
そして。
この2年の間に、通常だと感じることも見えることもないものを感じる人達、3人ほどご縁を頂きました。
驚くのが、この3名の方たちが全く同じことを私に伝えてくれたということ。
もちろん。この3人の方たちは横のつながりなどなく、私は自分から色々と背景を話したりすることもなかったけど。
同じアドバイスをくれました。
あなたが、これ以上悲しんでいるとご主人は、本来行くべきところにいけないよ。あなたが、ご主人を感じることができない(出てきて欲しいと思ってるけど出てきてくれない)のは、一緒になってしまっているから感じられないんだよと。
そして。
手元にあるお骨を、早く納めた方がいいよ。
これも全員一致で私に伝えてくれました。亡くなった直後は、夫と話していた樹木葬で土に還そうと考えていましたが、時が経つと迷いが生じて、先祖のお墓をとても大切にしていたので、茨城のお墓に納めた方がいいのかとも考えていました。
三名のうち、お二人に相談したところ。その答えは。
夫は茨城のお墓に入りたいとは思っていない・・・んだそうで。
樹木葬にて、土に還すことを決めました。
いわゆるお墓を持たず、命が無くなった肉体を自然に還す方法です。
日本の法律で認められていて一般的なのは、海洋葬と樹木葬。空中葬っていうのもあるらしいけど、法律や費用の面から一般的ではないようです。
夫は磯釣りが趣味だったから、海洋葬も選択肢にありました。
ただ、なんか冷たそうだよね?っていう私の勝手な感覚と、夫が死を意識し始めた時に「樹木葬ってなんか自分らしい気がする」と言ったことが記憶に残っていて。
自然葬にするなら樹木葬と決めていました。
で。
去年から樹木葬をしている場所を見学に行ったりして、イメージと違う場所が多くて困惑してた。
多くの樹木葬が、シンボルツリーと言われる木の下に、骨壺ごと土または、コンクリートで形成された場所に埋葬し、御影石系の石に名前とか入れてプレートおいて(プレートって言っても墓石のミニチュアみたいなの)納めるって・・・ほとんどお墓と変わらん仕組み。もちろん、骨壺は陶器だからお骨が土にかえることは無いのですよ。
何を目的として樹木葬を行うのか?
私には、違和感でしかなかった。
宮城県内、数か所見るも全部このスタイルで。お墓と変わらん仕組みなら・・・あーやっぱり茨城?って思っていたところ。
仙台の郵便局で1枚のチラシが目にとまり。
そこには、土に還すまさしく私が求めていた樹木葬がありました。
「土に還る」
そして、先日。
現地で話をお伺いし、夫をここに納めることを決めました。
話を持ち帰り考えて、2回目にその地に行ったとき。
数々の偶然やら、必然と向かい合うことになり。
あぁ。この地に導かれたんだとマジで感じるしかなかった。
そして泣くしか・・・なかった。
ここから先は、次にしますね。
全部を長文で書けるほどメンタル回復していないので。
次回のブログでは、夫のお墓になる樹もご紹介します。
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