今日は、日本全国気温が高め。初夏を思わせる太陽が降り注いだ所も多かったようですね。
写真は、数日前に東京の通勤路で撮ったもの。
雨粒と紫陽花ってなんでこんなにお似合いなんでしょうね?子ども紫陽花はなんとも愛らしい♡
さて、今日は写真と全く関係ない「菌」の話し。
菌って聞いて、みなさんはどんなことが頭に浮かびますかね?
コロナ禍では「菌」と「ウイルス」がごっちゃになっていて。
除菌、殺菌、滅菌って。菌を殺すことが習慣化された3年間・・・数年後にこのしっぺ返しがこなければいいなと思っています。
その理由は。
私たち人間・・・というか生命あるものすべてが菌との共存が不可欠です。
私たち人間の生命を守っている菌って。
100兆個(驚)
人体を構成する細胞の数が約37兆個ですから、それより多くの微生物と生活していることになります。
要するに。私たちはそもそも、菌まみれ(笑)
口腔内細菌、皮膚常在菌、腸内細菌、膣内菌
この菌たちが私たちの生命を守ってくれています。
口腔内細菌は、外来微生物の侵入・定着を防ぎ、口腔の健常状態を保つ役割を果たしています。いわば、体内に不法侵入する菌たちを、体内に侵入させないようにしています。
皮膚常在菌は、汗(アルカリ性)や皮脂を餌にグリセリンや脂肪酸を作り出します。脂肪酸は肌を弱酸性に保ち抗菌ペプチドを作り出すことで、黄色ブドウ球菌の増殖を防いでいたり、表皮ブドウ球菌が出すグリセリンは、皮膚のバリア機能を保つ役割があり、酸素を嫌い毛穴や皮脂腺に存在し皮脂を餌にプロピオン酸や脂肪酸を作り出すことで皮膚表面を弱酸性に保ち、皮膚に付着する病原性の強い細菌の増殖を抑える役割を担っています。
腸内細菌は、ここでは語りつくせず・・・消化、ビタミン合成、ホルモン合成、アミノ酸生成、神経伝達物質生成、酵素生成、筋肉生成、免疫や代謝機能の調節など様々な役割を担っています。腸内細菌に関しては、また詳しく書きますね。
膣内にも肛門の周りにも菌はたくさん存在していて、私たちの身体が健康な状態に保たれるように活動してくれています。
普段は、私たちの健康をサポートしてくれている菌ですが、私たち(宿主)の免疫力が低下すると、不快な症状が出ることがあります。
この不快な症状から解放されるために使われるのが「抗生物質」
効果が高く、不快な症状が抑えられるため、多くの不快な症状に処方されます。
抗生物質があるおかげで救われる命があるのも事実だし、不快な症状を取り去ってくれるのも使用したことのある人なら、誰しもが経験していると思います。
不快な症状が無くなる時って嬉しいですよね。
私もコロナに罹患したときに、唾液が呑み込めないほどの喉の痛みに、2回抗生物質のお世話になりました。
緊急に短期間、抗生物質を使用することは必要だと思うのですが、長期に連用となると、私たちと共存している菌にとっては過酷な環境を作ることになります。
菌にとっては、ミサイルみたいな存在(笑)
抗生物質以外にも、今や当たり前のように使われるようになった除菌、殺菌、抗菌グッズ。
宿主と共存したい菌たちはきっと何で除かれたり、殺されたり、棲みにくくされたりするのか?わからないと思います(笑)
私たちに都合が悪い菌にだけに、薬や除菌、殺菌、抗菌グッズは効果を出すわけではありません。
菌と共存することが、私たちが健康体を作る方法の1つでもあります。
習慣化した殺菌習慣。
そろそろ見直す時期かもしれませんねー
脱・コロナ禍。
菌と仲良くできる生活を♡
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