咀嚼力

本日から、ルナスーリヤ表参道店2023年の営業が始まりました♡

みなさま、本年もよろしくお願いいたします!

写真は、ご来店のお客様にお渡ししているお年賀。

弊社で取り扱っている菜種油の花「菜の花」のはちみつです。もちろん「生はちみつ」

はちみつって、ちゃーんと原材料見ないと最近は、色んな混ざりものが入っている物(砂糖、水あめ、ぶどう糖果糖液糖・・・など)もあってびっくりします。

生はちみつの「生」は、高温で加熱されていないことも条件になります。食物酵素は一般的に50℃を超えると失活すると言われていて、はちみつに含まれている酵素も52℃を超えると失活します。その他にも高温で熱するとビタミンも失われてしまうため、熱してしまった、はちみつはただの糖分になってしまいます。

また、アーユルヴェーダでは「はちみつを熱すると毒になる」とまで言われていて、はちみつが本来持っている「ワックス効果」が、熱を加えることで発揮されてしまうと、消化力に影響します。

他の食品も、はちみつも。原材料チェックをお忘れなく♪

さて、今日のお題は「咀嚼力(そしゃくりょく)」嚙む力のこと。

すっかり欧米化した現代の食事は、たくさん噛まなくても飲み込めてしまうため咀嚼力が下がり様々な問題を引き起こしているようです。

戦前の食事では1回の食事で噛む回数が約1420回、食事にかける時間も約22分だったのに対し。

なんと・・・現代の1回の食事で噛む回数は約620回、食事にかける時間は約11分と回数も時間も激減している・・・

実は、噛むことは全身の健康と直結しています。咀嚼で分泌される唾液によって食べ物の消化や、栄養の吸収がしやすくなって、口の中の環境も整います。

あまり咀嚼する必要のない柔らかいものばかり食べていると、噛む力が衰え消化管との連携も取りづらくなってしまいます。

また、それだけでなく噛むことは、脳内の血流や記憶力とも関係していますし。

高齢になってからの「飲み込む力」とも関係してるから。

将来、誤嚥性肺炎なんかで命を落とさないためにも「よく噛む」ということはとても大切なこと。

極端に硬いものを噛む必要はありません。普段の食事に乾物などの少し長めに噛まなければならないものを使ったり。

とにかくよく噛むということが習慣化できるといいですね。

また、余談ですが。

食べ物を咀嚼する→消化しやすくなる→身体をつくる材料になる。

という工程と。

物事を脳で咀嚼する→理解する→知識になる

は、同一だと言われています。

嚙み砕くという工程は、身体も心も作ってくれるようです。

一方で、あまり歓迎できない噛む力が「食いしばり」

これ、本当に多いんですよね。当のご本人は気が付いていないことが多いんですが、顔や首に触らせて頂くとすぐにわかります。

中には、食いしばりすぎて歯が欠けたという人や、歯茎が沈み込んでしまった人、顎関節症になって口が開かなくなってしまうケースも。

この「食いしばり」原因は、歯並びなんかも原因になるらしいですが、圧倒的原因はストレス。ストレスがかかると、自律神経も交感神経優位になって乱れますから、様々な不調が現れます。

特に、いつも時間に追われている人、こうでなければならないと決めている人、他人の評価が気になる人、完璧(自分なりの)を目指そうとする人、~べきが多い人、睡眠不足の人は食いしばり注意です。

食いしばりをしている人は、食いしばっていることが普通の状態になってしまっている人が多いので、気づくことができません。それが「当たり前」だから。

歯医者さんで、アドバイスされて気が付く人も多いんです。

80歳で自分の歯を20本残したいとお考えの方は、食いしばりの解決も必要かと。

ゆる~くなる時も大切です♡

ということで今日は「噛む」についての豆知識。

こんなこと聞いてみたい!というご質問のある方は、ぜひ♡お題を提供してください!

では、また!

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