先日、宿泊した宮城蔵王にあるお宿の小道に。
8月も終わるという時期なのに、紫陽花がきれいに咲いていて。
普段見る紫陽花と種類が違うのかな?
少し、小ぶりではありましたが、きれいに、元気に咲いてました。
もう少し、このまま咲き続けたら紅葉とコラボできちゃうかもですね。
さて、今日のお題は「痛み」
健康な時には感じませんが、身体のどこか1か所でも痛みがあると、気分が憂鬱になりますよね。
痛みが、長く続くのは身体的ストレスにもなります。
この、身体の痛み。特に関節痛や、リウマチのように長く継続した痛みは、全て炎症が関係しています。
そして、この炎症の理由が、腸内環境の悪化だったりします。
意外・・・と思われる方も多いかもですが、医学的にもたくさんの研究がなされ、関係性が明らかになっています。
では、腸内環境がどのようになると、身体で炎症が起こり関節炎やリウマチなどで痛みを感じてしまうようになるのか?
大きな原因になっているのは、ディスバイオシス(腸内細菌の乱れ)とリーキーガット症候群。
リーキーガット症候群は、日本語だと、腸管壁浸漏症候群(ちょうかんへきしんろうしょうこうぐん)と言って、腸から血液の中に、本来入り込まないはずのたんぱく質や腸内細菌が入り込んでしまうという現象のことを言います。
そもそも、腸は身体に栄養を吸収させるために、透過性と言って外部から異物を体内に通過させることのできる臓器。
消化して、小さくなった栄養分子を腸から吸収して、血液に乗せて全身に栄養を届けています。
本来であれば、小さな栄養分子しか吸収できないのですが、腸の粘膜が傷ついてしまい、栄養吸収する隙間が、広がって本来血液に入り込んではいけないものが、入り込んでしまうことで、免疫反応が引き起こされてしまう。
中でも、グラム陰性菌(大腸菌、サルモネラ菌、緑膿菌など)のようなLPSという毒素をもった腸内細菌が、血液の中に入ってしまうと、半端ない免疫反応が起こって、抗体を作り、この抗体が、全身をめぐることで、強い炎症反応が起こって、様々な関節でリウマチや関節炎を発症して痛みを感じるという仕組みです。
実は、この仕組みインドの伝承医学アーユルヴェーダでは、5000年も前から解明されています。
簡単にお伝えすると、消化不良でアーマという毒素が関節に溜まり、リウマチのような痛みを発症する。
すごくないですか?現代医学でだって今一つ解明されていないことが、5000年前から解明されてるんですよー
こう考えると、人間ってかなりの時間をかけないと、進歩できないのかもですね。
話を戻して。
では、この痛みを回避するには、どうしたらいいのか?
もう、お分かりだと思いますが、腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を改善するのが近道です。
一番のお勧めはファスティングですが、これは今日はおいといて。
関節(関節だけではないですが)に痛みが出ている方は、食事内容の改善が必要です。
消化不良を起こすと悪玉菌が増えやすい、肉・卵・小麦、乳製品、加工食品(インスタント、総菜、コンビニ食いわゆる買ってすぐに食べられるもの)を減らして。
ホールフード(全粒粉穀物・芋・豆類・果物、野菜)を、増やすようにする。
こうなると、基本的に、自炊にならざるを得ません。
残念ながら、加工食品で腸内環境の改善は難しいので。
健康で、楽しい毎日を手に入れることを望むなら。
素材から、調理することをオススメします。
難しい料理じゃなくていいんです。
切る、茹でる(蒸す)、炒める、和える。
火を使い、素材を調理する。数千年前から。人間が、動物として継承している方法で、最低3か月。食事を変えてみてください。
必ず身体は、応えてくれます♡
では、今日はこの辺で。
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