今日は、いきなりお題について。
「手軽さが向き合うことを遠ざける」
何の話かといいますと。
身体の話。何度も書いていますが、身体は私たちに様々なサインを送ってくれています。
心が嬉しいときは嬉しい表現をしますし、幸せを感じているとき、悲しいとき、怒っているとき・・・心の状態で色々なことを発して、私たちに今の心や身体の状態をつたえようとしてくれています。
その手段が、痛みや痒み、冷えや、胃腸の不具合などいわゆる「不快」といわれる症状(サイン)だったりします。
このサインを、簡単に止めたり感じなくさせてしまっているのが「薬」だったりします。
薬を飲むことで「治った」と感じる方も多いと思います。
しかし、症状は治まったかもですが原因は放置されたままになっている場合がほとんどです。
最近気になっているのが、若い女性が簡単に薬を利用しているということ。
頭痛や生理痛を止める鎮痛剤、便を出す便秘薬。そして、ここ数年で使用している人が増えたし低年齢化してると感じているのが「ピル」です。
小学高学年や中学生が、生理痛や生理不順で病院を受診すると、処方されたというケースを多く耳にするようになりました。
中学校では、生理痛やPMSは我慢しないで病院を受診して薬で治療しましょう。的な物まで配布されているそう・・・絶句・・・もう意図が丸見え(笑)
ピルは、どこに作用しているかというと「脳」です。
成長ホルモンや副腎皮質ホルモン、性腺刺激ホルモンなど様々なホルモンを分泌している脳下垂体という場所に作用しています。
薬ですから、身体の仕組みを容易に変えることができるため、不快な症状を簡単に取り去ることができます。
不快な症状が無くなれば「治った」と思い、痛みが起きていた原因が何だったに興味を持つことは無くなってしまうケースが多いように思います。
生理痛の原因は、明らかな異常が見つからない場合「生活習慣」や「ストレス」が関係している場合が多いので、自分の生活習慣や生活環境と向き合うことで改善の糸口を得られるケースも多々あります。
薬を飲んで不快な症状を止めることは簡単ですが、自分の身体を見る、触る、感じるを普段から、また10代のうちから習慣化できれば薬の服用が減らせるような気がします。
手軽に、気軽に薬を服用する前に。
自分自身の身体と心と向き合うことを習慣化してみて下さいね!
では、また。
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