先日、SMART STORAGE!主催で行われたZOOM講座「ママに知って欲しい。食と腸内環境のあれこれ」の中で頂いた質問の中で「過敏性腸症候群」についての質問がいくつかありました。
この過敏性腸症候群について少し、触れてみたいと思います。
過敏性腸症候群とは、どんな症状をいうのか?
下痢や、便秘、お腹の痛みや膨満感。腸の不具合は、あるけれどもしっかりとした原因(炎症や潰瘍のような)が分からないときに、この病名が付けられることが多いように思います。
原因は、よくわかっていないようですが、腸の脆弱化や食べ物、ストレスなんかが引き金になっていることが多いようです。
ストレスに関しては「腸脳相関」について、書く時に詳しくお伝えしたいと思いますが、腸は心を如実に反映してしまう臓器。
不安や、恐怖、怒りなどの感情を長期に渡り感じることによって、腸はダメージを受けてしまいます。
腸の調子が変だな?と思う時は心もチェックしてみて下さい。
そして食べ物。
腸は消化器官なので、食べ物は大きく影響します。
食べたものを消化吸収して、私たちの体を形成していく大きな役割を果たしているのが腸です。
民族によって、腸内細菌の種類が違うので消化できやすいもの、消化できにくいものに違いがあり、日本人はそもそも乳製品や小麦などの欧米食は、消化しづらい傾向があります。
ただ、食材って難しい・・・人によって合う合わないもあるし。
腸に良かれと思って摂っていても、逆に腸のの負担になってしまったりとか・・・
これも、人によりってことは否めませんが、1つの食材選択の手段として参考になるかも?っていうのがFODMAP(フォドマップ)
FODMAP(フォドマップ)は2014年にオーストラリアの大学を中心に行われた試験で証明され、論文となり、世界中で大きな話題となった食品群。
小腸内で消化吸収されにくい糖類を分類したもの。
Fーfermentable→発酵性の糖質
Oーoligosaccharides→オリゴ糖
Dーdisaccharides→二糖類
Mーmonosaccharides→単糖類
And
Pーpolyols
で、FODMAPだそうです。
どんな分類か?といいますと
多分・・・今まで、私の話やブログをご覧頂いた方は、混乱必須(汗)だと思います。
あくまでも。
これは「糖質の消化」だけにフォーカスして分類されています。
ベーコンやハムやマーガリンやポテトチップスが腸に良いわけありゃしません。
なのになぜ?これを掲載したかといいますと。
腸が弱かったり、過敏性腸症候群だったりする方で、高FODMAPに分類されているもの中にあるもので常食しているものがあったら、最低2週間くらい避けてみる価値があるなーと思ったからです。
あとは。
情報の見方についても勉強になるかと。
情報って、どの角度から見るかによって全く異なったものになるということです。
糖質の消化という方向から見るとFODMAPは役に立ちます。
しかしですよ?
添加物やトランス脂肪酸や、過酸化脂質や、遺伝子組み換えや、白砂糖やアクリルアミドとかの方向から見たら・・・
残念な分類でしかありません(涙)
情報を受け取って取り入れるときは、何に期待して取り入れるかを自分自身で考える必要があります。
情報は、鵜呑みにせず精査して利用するか?自分が信用できる筋(笑)の情報をしっかり探すことをお勧めします。
腸は奥深い臓器で健康の要。だからこそ研究はされていますが、未知の部分が多い臓器でもあります。
私の個人的見解ですが、腸内環境を良くしたいと思うなら。
まずは「消化力」にフォーカスするのが近道だと思います。
顔のつくりと同じくらい。腸には個性がありますよ♪
では、今日はこの辺で♡
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