今日の仙台は、11月中旬とは思えないほどのポカポカ陽気。いやーあったかいですね。調子狂います。朝晩は、それらしく寒さを感じますが、とにかく日中はとにかく温かい。東京と変わらない感じです。
もみじと青空ってなんでこんなに合うんでしょうね?
本当にキレイです。
さて、今日のお題は「睡眠」
かねてからずー----っと(長っ)お伝えしていますが、人間が動物である限り、食事、運動そして睡眠は、整えた方が健康で過ごす期間が長くなります。
どれも、動物的規則に合わせるのが難しい時代ではありますが、知ってるのと知らないのとでは意識の仕方が違ってきます。
アルツハイマー・認知症になりたくない方は、ぜひお読みください(笑)
睡眠は、何のためにとるかというと簡単に。「脳を休ませる」ためです。睡眠不足が蓄積すると脳の老化は「確実」に早まります。
脳は、私たちの身体の中でも他の器官とは異なる成長、老化過程をたどります。
脳の神経細胞は、他の細胞と違い3歳を過ぎると基本的に分裂することはななく、一度持った細胞をそのまま使い続けて脳は維持されます。(所説あり)
この、細胞を若々しく保つためには「正しい睡眠」が大切なんです。
睡眠状態には、レム睡眠とノンレム睡眠があるのは皆さんも聞いたことがあると思います。
脳の老化防止にはノンレム睡眠が大切。
ノンレム睡眠は、入眠後1時間ほどで訪れ90分程度の周期を繰り返しています。ノンレム睡眠時には、成長ホルモンをはじめとするホルモン分泌が行われていますが、なんと!
同時に脳が普段行っている神経細胞の電気活動が見られなくなるんだそうです。(神経細胞間の伝達が一時的に停止する)
睡眠時に限らず、1日の中でこのように活動がほとんど見られなくなる細胞は、脳細胞以外存在しないそうです。
脳細胞以外は、止まることがないとも言えます。
この、脳細胞の電気活動の停止こそが脳の老化を防ぐために重要だと考えられているのです。
睡眠によって、神経細胞の電気活動が無くなると、神経細胞はギュっと収縮して、脳の中の老廃物を細胞の外に押し出します。
収縮したことでできた細胞の隙間を通って、老廃物が神経細胞の外へと流されていくのです。脳の中には脊髄液という液体が流れて、この液体が睡眠時に秒速で脳の中に溜まった老廃物を押し流していきます。
これが、脳の老化を防いでくれると言う訳です。
この老廃物の中には、アルツハイマーの原因と言われる「アミロイドβ様」の物質も含まれています。
つまり、私たちは眠ることでアルツハイマーの発症を防ぐことができているといっても大げさではないようです。
ワシントン大学の調査では、睡眠時間を十分に確保できない人ほどアミロイドβの蓄積量が多い傾向にあることが分かっています。
睡眠をしっかりとることが、脳の老化防止にも一役かっているということですねー
では、しっかり脳の老廃物を追い出すような睡眠をとるためには?
3つご紹介♪
①入浴は、就寝90分前までに済ます。入浴は40℃くらいのお湯に15分くらいの全身欲がオススメ。5分全身浴、10分半身浴というのが、自律神経の乱れを整えることができます。水素の入浴剤やナトリウ泉は、さら湯より深部温度上げてくれるからおススメです。
②就寝前のブルーライト(パソコン、スマホ、テレビなど)は排除する
③できるだけ寝る時間を一定にする
それから・・・夕食を抜いてしまうとオレチシンと呼ばれる覚醒促進のホルモンが分泌されてしまうので、夕食が遅くなったら就寝2時間前までに温かい軽いものを摂るのもいいと思います。(ファスティング中は、もちろんNGです)
睡眠については、まだまだ謎が多くわかっていないことも多いのですが、様々な研究からのエビデンスでは7時間~8時間の睡眠が健康的に過ごせるようです。
寝るって最高に気持いい―♪
睡眠。見直してみて下さいね!